anne135のブログ

もうアラサーです。モテないアラサーの独り言。多分フィクションです。多分…。

何かの手違いで好きになってくれないかな

タイトルは皆さんご存知、back numberさんの曲の歌詞です。

これね、マジで共感。がっつり共感。

手違いどころか人違いとかでいいから誰か好きになってほしい。

 

未だに白馬の王子様の登場を期待してる、夢見る乙女系ブスの私。

そんなわたしももうすぐ30歳になる。そろそろなんとかしなきゃいけない。彼氏か彼氏か彼氏を作らなきゃいけない。

 

だ・か・ら!

 

行きましたよ、街コン。

恵比寿の街コン。高級感あるよね?ヒュー。(誰も構ってくれないから自分でガヤを入れるスタイル)

もうね、本当褒めてほしい。ブスなのに街コンという戦場に自ら踏み出す、この大きな一歩をひたすらに褒めてほしい。

 

当日はテーブルに男3人女3人で座って、15分経ったら男性側が隣のテーブルに移動するスタイルだった。

会話の内容は趣味だとか経歴だとか、面接みたい。就活してんのかと思った。

 

基本的に会話は当たり障りなかったのだけれど、大学の話になったとき、隣のかわいいめの女の子に「Anneさん、なんかフランス語とか話せそうだよね!」っていう意味わかんないフリをされたのはビビりました。純日本人顔の私によく言ったな。

しかも謎にフランス語喋らされました。喋れないのに。「ジュテーム」だけめっちゃ言わされました。いや、初対面なのにしっかり舐められてる〜。(心に全治3週間の怪我)

 

席替えの後のグループではあまりにも硬い雰囲気の時があったから、ウケを狙った発言とかしてみたんだけど、普通に滑った。どん滑り。ツルッツル。

しかも会話始まって5分もしないうちに、話題無くなるの。結果、6人それぞれが黙って違う方向を見るという謎タイムが発生しました。CDのジャケットとかでありそう。

 

そんな感じの雰囲気なのに、なぜかカップルはたくさん出来てました。いいね。

私?私は一人で日高屋のラーメンを食べて帰りました。美味しかったです。

ごめんなさい、嘘をついていました

お笑い芸人さんって本当に面白いよね。

 

こないだM-1を見てて、超どハマりして。ミルクボーイさんにぺこぱさん。

ミルクボーイさんのおかげでコーンフレークと最中がめっちゃ売れたんだって。すごい。もうコーンフレークボーイと最中ボーイの称号もあげちゃいたいレベル。うん、あげちゃお。

 

そう言う私も小学生の頃、漫才に憧れた時期がありました。ネタも作ったよ。

グリンピース星人がブルーベリー星人と喧嘩するんだけど、結局仲良くなるってやつ。シュール。というか今考えると、漫才ではなくただのパチモンのおとぎ話。ちなみに、コンビ名は「にんじん」でした。相方いないのにコンビ名あった。すごい。

 

そして話は変わりまして、今日の本題!タイトルのとおりですが、私、嘘をついておりました。

「モテない女子大生」の日常、ってブログの説明にあるのですが、歳をとり、女子大生のブランドがなくなりました。あー、時間って怖い。心は女子大生ですが、実際はアラサーモテないおばはんです。おばはん。あははん。

 

近況報告としては、毎朝会社に出勤すると何故か、「出たーっ!」って言われる。わたしゃゴジラか。でもそれでも私は石原さとみのつもりで生きてるので、しっかり「おはようございます♪」って上品に返してる。えらいゴジラ。いや、えらい石原さとみ。(ごめんなさい)

 

ブログの説明は近々直そうと思ってるので、今はそっとしておいてやってください。あと数日JD気分でいるので。

 

話が行ったり来たりしたけれど、これからもよろしくお願いします。

仲良くなったら、コーンフレークを入れたお皿を中華テーブルで飛ばそうね!

サンタさん、私ここにいる!ここだよ!

f:id:anne135:20191226202028p:plain


3年前ですって!3年前!

前回記事を書いたの3年前です。

前回記事を書いた時に生まれた子ども、もう幼稚園入ってるね。おめでとう。


そんなことより、つい最近おっきな出来事がありました。

そう、クリスマスです。 

ブスにもちゃんとクリスマスは来るんですよ。来ないと思ってたでしょ。


みなさんはプレゼント、もらいましたか?

私はわくわくしながら目を開けるも、クリスマスの朝に私の枕の上には何もなし。

あれーっ?つって枕を擦ってみたけど何も出ず。サンタさん、遅れてます??あわてんぼうなんじゃないの??先走って12月20日くらいにきてもいいんだよ?


絶対私のところにサンタさん来ないはずがないんですよ。

これまでの人生ずっと純潔を貫き、なんなら男性とデートすらしてないんです。(出来なかっただけという事実は置いといて。)

クリスマスプレゼントに彼氏欲しかったなー。あ、なんならサンタさんが口説いてくれてもいいんだよ?歳上、全然オッケー。ノープロブレム。ミセスサンタになる準備はできてるし、つけろと言われれば私も付け髭つける。


暇になってスマホを見てみるも、誰からも連絡きてないし。悲しいから手当たり次第にメリークリスマス、ってライン送ったよね。メリクリテロ。

ちなみに私のメリクリテロの被害者は十数人、そのうち返信してくれたの、一人。

その子は彼氏との幸せそうなお写真を送ってくださいました。

優しいね、優しい爆撃。しっかり威力ありました。


サンタさん、多分私の居場所わからなかったんだと思う。

ちゃんと地図渡しとけば良かったな。煙突ないけどここから入るんだよーって事前レクチャーしとけば良かった。


年は反省をいかします。


Let's 妥協!私で妥協しよ!


指定された居酒屋に到着する。
そこにいたのは、私の友人の女子1人(ヒトミ)と見知らぬ男子2人。

あっ、騙された。

私は瞬時に状況を理解する。
今日は女子会と聞いていたのに。

「ごめ〜ん!今日A子たち来れなくなっちゃった!それで、メンズに来てもらいました〜!」
どう考えても嘘の報告をニコニコ笑顔でしてくるヒトミ(なかなかの美人)。
私は超単純な性格ゆえに友人たちから騙され慣れているので、あまり驚かなかった。
「ああ、またか」くらいの感じ。 
でもそのメンズとやらが落胆の表情を浮かべているのだけは許さない。私、来たくて来たんじゃないからな?学習能力がなくて騙されちゃっただけだからな?

ヒトミも、男子2人のうちの1人とは初対面ということで、みんな自己紹介をすることになった。
私はとりあえず先陣を切ることにした。ブスがウジウジしてると、ムカつくでしょ?その位は心得ている系ブスである。
「Anneです。ヒトミと同じ高校でした。趣味は料理とバドミントンです。よろしく!」
はい、メンズ、まるで興味を示さない。大丈夫〜?生きてる〜?元気出してこ〜?

次はヒトミ。
「ヒトミです!Aくん(男子2人のうち1人)と同じバイト先でーす。趣味は〜えっと、、、チワワです♪」
メンズ、「あ、俺もチワワ好き!」とか「可愛いよね〜」とか言ってる。
私はおかしいだろ、趣味チワワて。日本語下手か!と心の中でツッコむ。Why Japanese people???!!!!
私なんて趣味料理って男子ウケしそうなこと言ったのに。なんなら料理ほとんど出来ないのに、ちょっとした嘘ついてみたんだけども。

それから先も、メンズはヒトミに食い付いてた。私の声は多分、聞こえてなかった。なんだろね、周波数か何かの違いかな?ほんと、聞こえてないみたい。
結局最後まで、私の声は彼らにほとんど届かなかった。

それでもお会計は男子たちが出してくれた。それまで悪魔にしか見えなかった彼らが、天使に見えた。
全員でLINEを交換したから、帰宅後、男子たちにお礼のLINEをした。

ちなみに、一週間たった今も、返信なし。彼らの安否、不明。既読マークが何かを物語っている気がしないでもないが、あえて考えないことにする。
隊員、応答せよ、応答せよ…!


Anne135のTwitter

その日、幼稚園で何が起こったのか

担任のN先生が見たこともない果物を持って部屋に入ってきたのは、私がまだ幼稚園の年中だったころ。


紙芝居を右手に、赤くて、丸くて、硬そうな物体を左手に持って先生は現れた。
私を含む園児たちはみんなその謎の物体に釘付け。

「それなあに?」と騒ぐ私たちを見て、N先生は満足そうな笑みを浮かべた。
そして紙芝居を読み始める。

紙芝居は、ある美しい女神様のお話だった。
簡単に説明すると、たくさんの子供を持つ女神様は人間の子どもをさらって日々、食べていた。
それを恐れ、困り果てた人々はお釈迦様に助けを求めたため、お釈迦様が女神様の子供を隠した。これにより女神様は子を失うことの辛さを知ることとなる。
以後、女神様は子どもを食べることをやめ、代わりに、ザクロの実を食べることになったという。
めでたしめでたし。

f:id:anne135:20160617205758j:plain


いや、めっちゃ怖いな!
って幼いながらに思った。
あんまり「めでたし」感がない。
もちろん身近な人を失う辛さだとか、死の概念だとか、その頃は全然知らなかったけど、それでもなお怖い。
だって子ども、食べられるんだよ?捕食されるんだよ?控えめに言っても、めちゃめちゃ恐ろしいじゃないですか。
こんなホラー話みたいなのを、幼稚園で聞かされると思っていなかった私は震えた。

そんなことを思っていた時、
「それで!なんとぉ〜!今日はこの紙芝居に出てきたザクロをみんなで食べようと思いまぁーす!!!」
N先生は、超ポップに、笑顔で言った。

流石にこんな話を聞いた直後にザクロを食べられるほど、園児たちの神経も図太くない。

って思ったら、
周りの園児、歓喜。まさかの歓喜
紙芝居の怖さよりも、初めて見るフルーツに対する興奮が余裕で勝ってた。
N先生が私たちのお弁当箱の蓋に、数粒ずつザクロの実を乗せていく。
私は、ザクロ=子どもの味という考えが植えつけられてしまったから、怖くて食べられなかった。
ザクロを目の前にして硬直する私を見て、N先生は、「Anneちゃん、大丈夫よ!前は子どもを食べてた神様、今ではみんなに好かれてるからね〜!」と言った。
その言葉で安心した超単純な私は「そっか〜♪」みたいなことを言って、ザクロを食べた。なんなら他人の分までがっつり食べた。怒られた。

確かに、その神様は、今では子孫繁栄の神として崇拝されているらしい。
子孫繁栄…子孫繁栄…ふーん。
あっ、もしかして…今こそ私、ザクロ、食べようかな?食べどきかな?It's time to eat ザクロかな?(適当)
子孫繁栄どころか結婚相手すら見つからないけど。というか男友達すらいないけど。
怖いバックストーリーとかあっても全然ウェルカムなんで、誰か私に恋人ができる果物とかください!

恋愛の神様はなぜ私に振り向かなかったのか

「今日のお昼に○○駅に集合!」

友人からLINEに連絡があった。

理由も用事も知らされることなく突然呼び出された私だが、断る理由もないので、指示通りに待ち合わせ場所へ向かう。

そこには割と仲の良い友人たち3名がいた。というか私を待っていた。

何の説明もないまま連れていかれた場所、それは神社だった。

なんでも、恋愛成就に定評のある神社らしい。私にだけ彼氏がいないのを気にして、友人たちが私を連れて来ることにと決めたという。

涙ちょちょぎれるほどの優しさ。「お節介」とか「余計なお世話」とかいう言葉で表せないこともないが。


f:id:anne135:20160616234104j:plain

 

お参りを済ませた後、そこで私たちは「恋愛みくじ」というおみくじを引くことにした。

その名の通り、恋愛に関することが色々な角度から書いてある。

おみくじの結果は、私以外、中吉か吉。

私は、末吉。

なんかギリギリで「吉」の枠に滑りこんだ感がある。ギリギリセーフ。オッケー、オッケー。

ただ、私の引いたおみくじの内容をざっくり言うと、

焦るな

 待て

 早まるな

って感じかな。

もうね、めっちゃ止めてくる。

今現在好きな人、いや、気になる人すらいないのに、全力でおみくじが私を止めにかかってる。

20年以上も焦らず、待ち続け、早まらなかったおかげで絶賛シングル彼氏なし状態なのに。それでもって友人たちに心配されて急に神社まで連れてこられてるのに。このままこれを続けたら、いつのまにか50代とかになってそう。それはそれで良いか。

 

私が心の中でおみくじに「まだ私を待たせるか…?」などと問いかける中、友人たちは舛添さんの辞任の話題で盛り上がっていた。私の恋愛事情は政治事情にあっさりとコールド負けしたらしい。

納得がいかなかったが、冷静に双方の重要性を比較すれば、しごく順当な結果ではある。

 

家に帰る電車の中で、私はハンドタオルを落としてしまった。

若い男性がそれを拾った。

まるで漫画みたいな恋の始まり。

 

運命の人だ、

 

私の第六感が私にそう告げていた。

しかしその人が顔をあげると、私はそれが短髪の女性であることを知った。

せっかくタオルを拾ってくれた優しい方の性別を勘違いする痛恨のミス。

私に残ったのは、ひたすら申し訳ないという想いだけだった。

 

 

初めて会った老婆に翻弄された人のお話。

f:id:anne135:20160615193304j:plain


大学で授業を受け終え、昼食のために一人でファミレスに入る。

向かいの席で60代と見られる女性が独り言を言っていた。驚くくらいの大音量で。もやは独り言ではなく、一人叫びである。
内容はと言えば、「結婚しなくてもいいだろ!!」、「結婚しないのが悪いのか?!」、「結婚しないことに文句を言うな!」などなど。基本同じことの永遠ループ。若干言い方を変えただけ。
私は毎回バリエーションをつけて、ひたすら同じことを違う表現で言っている彼女にちょっぴり感心した。
私なんて、何でも超絶便利な魔法の用語、「やばい」を連呼して終える。プラスでも、マイナスでも、「やばい」。万能。やばい。

なぜそこまで結婚しないことにこだわっているのかは知らないが、まあ私には想像もつかないような事情がその女性にもあるのかもしれない。
周囲のテーブルの人はみな彼女に注目していた。店員さんもチラチラと横目で見ていた。

私は叫んでいる彼女が、他人には思えなかった。周囲から冷ややかな視線を浴びつつも、良く言えば自分を貫ぬき、悪く言えば周りを見ずに突っ走る、そんな彼女はまさに私そのものだ、と感じていた。

私が席でぼーっと座っていると、一人叫びの女性が席を立った。
周囲の人が、「やっと静かに食事ができる」とほっとしているのが分かる。私には彼女がこの場から去ることが若干寂しいという意味不明の感情がない事もなかったが、基本は周りと同じ気持ちだ。静かに食事がしたい。
グッバイ、シャウティング•ウーマン。

「サーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!サーーーーーーーーッッッ!!!!」
私の耳元で突然響く声。
あの、一人叫びの女だった。
私の耳に最後の叫びを残し、彼女は去っていった。
隣の席に座る女性の驚いた顔が見えたが、一番驚いているのは私だ。
今まで散々、「結婚はしなくてもいい」的なことを言っていたのに、なぜ今回だけ「サーーーーーーッ!」なのか。
私は現実世界で「サーーーーーッ!」なんて言っている人を見たことがない。(福原愛選手は除く)

そして、なぜ私にそれを言ったのか。
別にこちらからアクションを起こしたわけではない。それなのに、ピンポイントでなぜ私なのか。なぜ私の耳元だったのか。

私が彼女を自分に似ている、と思ったように、彼女も私を同族と意識したのだろう。
一度でも彼女に親近感を覚えた自分を恨んだ。

特にどうすることも出来ない私は、あれこれ考えているうちにすっかり冷めてしまったパスタに手をつける。
美味しいのか美味しくないのか、味はよく分からなかった。


Anne135135のTwitter