ディズニーは、いいぞ。
私は夢の国が好きである。
夢の国、と言うとなんだか抽象的だが、簡単に言えばディズニーランドが大好きだ。
気持ち的には毎月行きたいし、なんなら毎日行きたい。もっと言えばディズニーランドに住みたい。
つい先月もブス友Fちゃんとディズニーランドに行ってきた。クリスマスイベントは始まっていたが、11月だからまだセーフだろうと思ったからだ。(なにが)
ここで突然の豆知識。
ディズニーのトイレの手洗い場の前に鏡がない。もちろん振り向いて化粧スペース?に行けば鏡はあるのだが、普通に手を洗うだけでは鏡に映る自分と目が合うことはない。
これ、ブス的には非常にありがたい。現実に戻らなくて済むからだ。ブスなのを忘れてミッキーマウスの耳とか付けられる。
いつまでもどこまでも夢の国。夢の国フォーエバー。
話を戻そう。
私はその日、どうしてもイッツァスモールワールドに乗りたかった。
知らない人のために説明すると、イッツァスモールワールドには可愛らしいお人形が何体か知らないけどとりあえずいっぱいあって、人形たちが世界は一つだよみんな仲良く、みたいな感じのハッピーソングを歌っている中をボートで移動するアトラクション。説明がひたすらに雑でごめん、でもそんな感じ。
ただ、Fちゃんはイッツァスモールワールドに乗ることを断固拒否した。「人形がなんか無理」だそうだ。
あんなに可愛いのに??みんな笑顔なのに??とも思ったが、そこは十人十色。苦手なものは人それぞれ違うから、強要しないことにした。諦めて別のアトラクションに乗ろうとすると、Fちゃんは「せっかくだからAnneちゃんだけでイッツァスモールワールド乗ってきなよ!なんか食べながら待ってるから!」と気を遣ってくれた。やっさしい。
「え〜、悪いからいいよ」と30回くらい断ったけれど、最終的には「いいって言ってんじゃん!乗れ!」と謎に怒られてしまった。結構強めのお叱りを受けた私は、イッツァスモールワールドに一人で乗ることにした。なぜ怒られた。解せぬ。
ボート乗り場に着くと、ボートが1列4人乗りなのに気がつく。
キャストさん「ご相席でもよろしいですか?」
私「はい」
案内されたのはカップルの隣。
彼氏、彼女、私の3人で1列に座った。あとから乗り込んできた私を見てカップルはビックリ顔。
違う、違うんだよ、私が勝手に無許可で乗り込んだわけじゃないんだよ、でもなんかごめん。
ボートが発進する直前、カップルが自撮りを始めた。あ〜写り込んでる〜、、、ブス(私)が自撮りに写り込んでる〜。うねうね微妙に動いて頑張って避けようとするけど、結局端っことかに移って見切れてる。
それに気づいたカップルの彼女の方が私に「一緒に写ります?」とまさかの声かけ。
いや想定外。がっつり想定外。アンビリーバボー。
申し訳なさと困惑でいっぱいだよ、どうしようミッキー。
まぁ、ディズニーでは、みんな優しいねってことです。
ちなみに私は可能な限りの笑顔で写真に写りましたとさ。カップル+私の気まずいスリーショット、今もどこかにあるのでしょうか…。