話題のカップル専用アプリをブスが一人で使ってみた
ブスだって恋がしたい!!!!
という衝動に駆られることがある。
今までのブログを読んでくださっている方ならもうご存知だろうが、私は筋金入りのブスだ。でもやっぱり恋愛をしてウフフアハハと楽しみたいわけである。
友人たちがデート中に撮ったと思われるラブラブ写真をモヤモヤとしながら見ていた時、ふと一つの広告が目にとまった。
COUPLES(カップルズ)
というアプリの広告だ。なんでも、名前の通り「カップル専用」のアプリらしい。(どうして世の中はブスには冷たく、リア充たちには優しいのだろう?)
不可解な対抗心でメラメラと燃え上がった私は、
カップル専用アプリを一人で使うことに決めた。
早速ダウンロードし、アプリを起動してみる。
アプリを開いた瞬間にメンタルがやられた。パートナーから招待されていないどころか、そもそもパートナー自体がいない。門前払いをくらった気分だが、ここで挫けては真のブスの名が廃ると思い、意を決して先へ進む。
とりあえず名前とか生年月日とか、基本情報を入力。背景画像には通常恋人と撮った写真を使うらしいが、もちろんそんな写真など(この世に)存在しないので、代わりの写真で済ませた。
…ちょうどいい写真が見当たらなかった。可愛いウサギに免じて許してもらいたい。ウサギながらに複雑な表情を浮かべているところが、私の心情と悲しくも一致している。
そして一応、Q&Aにも答えてみる。
カップル用の、たくさんの質問があった。当たり前だが独り身のブス用クエスチョンはただの一つも見当たらない。今後是非作ってほしいと願っている。(まあ無理な話であること位は私にも分かる。)
相手がいないため、相手が答えるはずの部分は「名前」となってしまった。せめて架空の名前を付けたかった。でも付け方が分からなかったのだ。言い忘れていたが、私は数あるブスのカテゴリーの中でも、「機械に疎い系ブス」に属している。是非覚えておいて欲しい。あと、このクエスチョンに対する私の答えは「手をつなぐ」だ、ご参考までに。
また、何か一つアクションを起こすごとに、このような通知が出てくるが、気づかないふりでやり過ごすことにした。
世の中よ、もっとブスに優しくあれ。
最後にLINEのようなトークも出来ることが分かり、驚いた。念のため、メッセージを送っておいた。
ハートを持って照れている可愛いクマのスタンプも、情熱的なトークも、相手がいないため、既読にはならない。いわば未読フォーエバー状態だ。それでもいつか誰かが見てくれると信じてメッセージを送った。
結論:カップル専用アプリは独り身の非リアには向いていない
当然である。アプリ開発者のターゲット層から外れまくっているのだから。それでも正直、恋人がいる人にはかなり良いアプリだろうな、と思ってしまった。私もいつかこのアプリを使う日を夢見ている。来世ではクレオパトラ並のとんでもない美人に生まれ変わる(予定)ので、その時に是非利用させてもらいたいと思う。