anne135のブログ

もうアラサーです。モテないアラサーの独り言。多分フィクションです。多分…。

彼を泣かせたのは誰だ

若い子って、本当に本当に可愛い。

性別とか外見とかはあんまり関係なくて、若いっていうことがとにかく大事。

 

コンビニで高校生くらいの男の子がバイトしてたんですよ。

頑張ってレジ打ってて、もうそれだけで、偉いなぁ、って。頑張ってるなぁ、って。

 

若い男子の頑張りを微笑ましく思いながら、私は彼のレジに向かった。

私が買ったのは、肉まんと雪見だいふく

大好きな二つ。

 

通常温かいものと冷たいものは袋を分けてくれるコンビニが多い。

しかし、彼は一つの小さなレジ袋に勢いよくその二つを突っ込んだ。

あのね、正直私も「あちゃ〜」とは思った。でもさ、高校生が頑張ってるわけ。冷たい肉まんが出来たって、温かめの柔らか雪見だいふくが出てきたって、多少我慢するじゃん。

だから何も言わなかった。

 

だけど次の瞬間、思いがけないことが起こったの。

「うわぁ〜〜〜!!!

まただ!!!この間も怒られたばっかりなのに〜!!!」

突然大きな声でそう言ったかと思うと、レジの彼はポロポロと涙を流した。

 

泣くレジ店員と、ぽかんとする私。

一気に集まる多くの視線。

 

いや、ちがうよ?

「こいつ店員泣かせたぞ」みたいな他の客からの視線感じるし、他の店員もクレーマーを見る目で私を見てきてたけど、ちがうよ??

もう私、ひたすらにおろおろしちゃった。私が困ってる間も彼は涙を流してるし、泣きながらも「温かいのと冷たいのは別の袋じゃないとだめなのに……」とか小声でぶつぶつ言ってる。

 

もうどうしていいか分かんなかったから、「別にいいですよ!!!私別に気にしないし!!!てゆうか、いや、むしろこっちの方がいいし!うん!!」

って割と意味わかんないこと言っちゃった。

こっちの方がいいわけないのに。

彼はそれでも泣き止まなかったんだけど、さすがに他の客からの視線に耐えられなくなったので、奪うようにレジ袋を取って店を出た。

 

コンビニに入った瞬間はほのぼのとした気持ちになったのに、出るときは冷や汗だらけ。

ドロドロの雪見だいふくを食べながら、あの高校生バイトを想いました。

頑張る彼に幸あれ!

秘境の地へ、いざ。

友人「行く?入ってみる?」

私「え〜、なんか怪しそう。やめとこう。」

 

友人と、とある店の前を通る度にこんな会話をし続けていた。しかし先日、一年以上入店を拒否していたその店に、私たちはついに足を踏み入れることにしたのだ。

駅からほど近いビルのエレベーターで4階まで上がる。エレベーターを出た瞬間、私と友人どっちが先に入店するかで揉めた。だって怖いから先に入りたくないんだもん。

アラサー同士のくせにそこそこ真剣に揉めて、最終的にじゃんけんで決めた。敗者、私。 

なぜかこういう時のじゃんけんはだいたい負ける。

 

おそるおそる自動ドアの前に立つと、ドアは勢いよく開き、明るい店内が見渡せた。

会員登録や精算を行う機械やドリンクバー、たくさんの漫画が目に飛び込んでくる。

 

そう、ここは漫画喫茶だ。

 

漫画喫茶、いや、もしかしたらインターネットカフェなのかもしれない。その辺の違いはイマイチ分からない。なにせ初めてなんだから、漫喫に入るの。

 

漫喫ごときで何をガタガタ言ってるんだ、と思われるだろう。そう思われても仕方ない。ダサめのアラサーが2人でビビるような場所ではないはずだ。

でもさ、失礼を承知で言うけどさ、漫喫って勝手にヲタクの集会所みたいなところだと思ってたんだよ。

薄暗くて、プロのヲタク(プロのヲタク?)がいっぱいいて、満喫の暗黙のルールみたいのがいっぱいあって、そのルールを知らずに破ると容赦なく駆逐される、みたいな。そんなイメージ。

それかお金のないカップルがラブホテルの代わりに…ゴホッゴホ。

 

とにかくそんなイメージだったから、今回初めて実際に漫喫に入ってみて驚きまくった。

めちゃめちゃ明るいし、ソフトクリーム食べ放題だし、お客さんも全然怖そうなタイプじゃない。

案内されたのは鍵付きの個室で、金欠の私たちは1つのブースに2人で入ったんだけど、なかなか広い。2人でも余裕。多分丸まったり、細くなったりしたら6人くらいは入れそう。そこまでして6人で入る意義を問われると困るけど。

 

早速ドリンクとソフトクリームを山盛りもってこようと友人と意気込んでドリンクバーに向かう。

すごい。今回はすぐに気がついた。

オートロックなのにカードキーを部屋においたまま出ちゃった。締め出されました。

私のブログを読んでくださっている優しい方はデジャヴですね。

はい、みんなで言ってみましょう。

デジャヴーーーーーー!!!

 

でも今回はもう締め出され慣れてたし、友人も一緒だったので全然大丈夫。

(精神的には全然大丈夫だったんですけど、部屋に戻れないのは普通に大丈夫じゃなかったので、店員さんに開けてもらいました。)

 

店員さんごめんなさい。今度ソフトクリームでも奢るね。

酒は飲んでも飲まれるな

飲み会で酔っ払いすぎる人、いますよね。

私は全然そんなことないんだけど、よく酔っ払った人の標的にされる。めちゃめちゃ絡まれる。

一昨日も飲み会で隣のテーブルで飲んでいたおじさんに、結構よくできた紙飛行機投げつけられた。

「ビューンッッ!!!!!」というおじボイス(おじさんの声)の直後に、紙飛行機が顔に直撃。

飛行機が落下した後に見たけど、紙飛行機の割に、かなり攻撃力あるの。なんか知らないけどそこそこ綺麗な厚紙で出来てて、よく飛びそう。鉛筆の跡とかもあったから、わりと真剣に作られたっぽい。立派。

でも人に投げつけちゃいけないやつ。

 

私の顔に紙飛行機がクリーンヒットして、周りの人たちはザワザワ。おじさんの知り合いであろう人たちは真っ青。 

そんな中で私の知り合いたちを見たら、爆笑してました。さすが。「おいAnne、今年は当たり年だな!!!!!!」とか「逆に縁起ええんちゃう?!」とか叫んでくる。

 

おじさんの知り合いたちは真剣に謝ってくれたんだけど、当のおじさんは謝らないどころか、「だいじょぶだいじょぶ〜!」とか茶々入れてくる。陽気かよ。小島よしおかよ。

 

まぁこういうプチ不幸は日常茶飯事なので、特に気にしないで帰りの電車に乗り込んだのですが。

駅のホームから知らない女性が手を振ってきまして。電車が発車するまでの数分間、ずっと手を振ってくるので、ずっと手を振り返してました。

おかしな人が多いなぁ、と思ってたら、発車直前に、その女性は私の後ろに立っている人に手を振っていたのだと気付いた。私自身がおかしな人になってた。恥ずかし。

そして隣を見たら、私に紙飛行機を投げつけてきたおじさんもいた。まさかの再会。アンビリーバボー。

おじさんは私に見向きもせず、ずっと携帯いじってました。おいおい他人行儀やめろ、飛行機投げつける仲だろ?と思ったけど、黙っておいた。

 

おじさんが、私の運命の人なのかもしれません。(嫌だ)

出会い系、行っちゃう?

このままじゃいけない!

 
男子とまるで接点のない私が、一念発起しました。はい。
でも周りに知り合いもいないし、出会い系も怖いし、ってなって結局利用したのが、「アプリ上でとりあえずチャットしましょ〜、連絡先交換とかは無しよ〜」みたいなコンセプトのアプリ。初心者にはありがため。
 
登録してみたは良いけれど、こんなブスに男子から連絡が来るはずもない。
だから私から数人にメッセージ送りました。偉いよね。ね?
 
何人かとメッセ交換していて分かったんだけど、私めちゃくちゃコミュニケーション能力が低い。多分、低いとかいうレベルじゃない。コミュニケーション能力、皆無。
よく考えたら、話題が無いのです。思いつかないなりに頭をひねってみたけど、「最近雨ばっかりですね」とか近所のおばあちゃん同士の会話みたいなのしか出てこない。相手が引いてる。そりゃそうか。
向こうは流行りのドラマとかの話を振ってくれたんだけど、全然分かんない。
 
そんな中、めっちゃ話し続く!って人が現れました。わーい!
私のくだらない世間話にも付き合ってくれて、向こうから話題提供もしてくれる。最高。私、男子とのコミュニケーション、いけるんじゃない?って思いました。男子、ちょろいんじゃない?っつって。
 
まあ相手、50歳代後半男子だったんだけどね!無理矢理男子、って言ってみたけど、普通におじさん。
そうだろうね!同世代の男子が天気について語りたいわけないもん。そして天気について語りたがる男子がもしいるとしても、私はその人と話したくない。
 
私が若い男子と喋れるようになる日は遠いようです。
 
 
 
 
 

エルサ姉さん、ついていきます!

アナ雪2を見ました。

公開日からずっと見たい見たいと騒いでたのに、結局見たのは昨日です。

しかも持っていた映画の割引券が期限間近だという理由で急遽。圧倒的な熱量不足。

 

まだ見てない人もいるだろうから内容はあんまり言わないでおくね。とりあえずエルサ超かっこいい。指先からビームみたいなの出して全部凍らせちゃうの。

凍らせたいものと凍らせたくないものも全部凍らせちゃう。ひゅーっ、おっとこまえー。

しかもあのお姉様キャラがたまらないよね。姉さん姉さんっつってどこまでもついて生きたい。姉さんに晩ご飯とか奢ってもらって、翌日にでも「昨日はご馳走様でした!!またおなしゃす!!」って挨拶に行きたい。

私も姉さんを見習って、「未知の旅えええええええええ」って歌いながらなんか新しいこと始めたい。

 

そんな感じでエルサ姉さんへの憧れを募らせながら映画見たから、今朝友達に「エルサって21歳らしいよ」って言われた時にはまじで驚いた。

もしかしたら、もしかしたら、同年代かもー、なんて思ったりはしたよ?でもね、まさかの歳下。干支一回り以上離れてる。

エルサ(21)、アラサーに姉さんなんて呼ばれたくないよね、絶対。めんごめんご。

 

よくよく調べたら、ディズニーのプリンセスってほとんどが10代らしいです。ピチピチのティーンエイジャー。

すごいよね、10代であそこまで人として完成してるの。私30年近く生きてるけどまだまだ未完成。完成する気配すらないよ。

 

総括。結局何が言いたいかって言うと!

なにがあってもオラフは可愛い。(オラフに罪はない)

溶けてゆくクリームソーダ

本日お昼頃、大学の時にサークル関係知り合ったK君からLINEが来た。

「久しぶり〜!今日空いてたりする?

久々に会わない?(笑)」

 

K君から連絡が来るなんてほんっとうに久しぶりで、なんなら大学卒業ぶりくらいかも。

普通に警戒して、「悪魔祓いの壺とか売られるのかな?」とか「幸運のミネラルウォーターを勧められたりして」とか思わなくもなかったんだけど、LINEで会話してる限りではそんな様子も無かったので、会うことにした。

 

大学の近所の喫茶店に15時。

時間通りに到着すると、もうK君は到着してアイスコーヒーを飲んでいた。私もすぐにメロンクリームソーダを注文する。

K君は大学の時から一ミリも変わっていなくて、ちょっとだけダサめの帽子も、クリクリとした大きな瞳も、そのまんまだった。

 

大学時代の思い出話を語り合って数分、K君が突然切り出した。

「あのさ、実は話がある」

 

そう言う彼はどこか緊張していて、でも目はいつも以上に活気に満ちていた。

彼の目を見た私の直感が、私にこう告げていた。

 

告白される。

 

久しぶりに会うから彼との間にはまだ距離があるけれど、彼のことは決して嫌いじゃない。

何より、人生で初めて告白されて断るという選択肢が私には無かった。

 

K君「桃子ちゃんと付き合いたいと思ってる。サポートしてほしい。」

 

えーと、私の名前、桃子だっけ?

多分違うよな、Anneだよな。うん、桃子ではない。

桃子は私の親友の名前だ。彼女も私と同じサークルにいたので、当然K君と桃子も知り合いである。事態を把握するのに、そう時間はかからなかった。

大丈夫、ブスはこういうの、慣れてる。

 

ただ、それでもまだ一つだけ問題があった。

桃子には付き合っている彼氏がいるのだ。しかも超イケメン。その事実を私の口からK君に告げていいんだろうか。

 

悶々と一人で悩む私を尻目に、K君は桃子の良さを語り続けた。

とにかく顔がタイプとか、服のセンスがいい、とか割と薄っぺらい理由だったけど、それでもK君がいかに桃子のことを好いているかが伝わってきた。(私に伝えてどうする、とも思ったが。)

この状況に耐えられなくなった私は、K君に真実を伝えた。伝えるなら、早く伝えたほうがいい。それが優しさ、だろ?

 

私「ごめん、言いにくいけど桃子、彼氏いる…」

K「知ってる。だから彼氏と別れさせて、俺と付き合うようにしてほしい。」

 

はい〜?????知ってたの〜???

私の悶々タイム返して〜???

K君、私が思っていたよりも一枚も二枚も上手?だったし、図太かった。

しかも今の彼氏と別れさせるところまでじゃなく、K君と付き合わせるところまでサポートさせるあたり、非常に要求レベルが高い。赤ちゃんかよ。

 

流石に愛想が尽きて、用事があるフリをしてすぐに喫茶店を出ました。

悶々している間に溶けてしまったメロンソーダだけを残して。

美人のミニバッグには多分マカロンしか入らない

美人ほど荷物が少なく、ブスほど荷物が多いらしい。

理由は簡単。美人は助けてもらえるからだそうだ。

食後にガムが食べたくなったら、周りの人に貰えばいい。携帯の充電が無くなっても、大丈夫。人は美人に喜んで充電器を差し出す。

だから美人は小さくて何が入るのか分からないレベルの大きさの鞄を下げて歩くのだ。

まじでちっちゃい鞄。パースって言うんだっけ?何が入るんでしょうか。

 

一方ブス。こちらに関しては(当事者中の当事者なので)非常に説明がしやすい。

ブスは大きなトートバッグかリュックサックを持ち歩く。ガムを持ち歩き、なんなら無くなった時用に予備のガムをも忍ばせ、挙げ句の果てには予備のガムが無くなったとき用に予備の予備のガムを携帯する。備え方が異常。

充電器ももちろん持っているし、普通のティッシュもウエットティッシュもある。

基本的に困っても周りは助けてくれないから自分でなんとかする、という精神で生きている。

 

私の場合、大きなトートバッグと大きなリュックサック、その両方を持って出かけることが多い。初対面の人とかには普通に驚かれるし、普通にいじられる。「野宿でもするんですか?」とか言われる。むかつくけど、いつでも休めるように、と座布団とか持って歩いてた時期もあるから否定しにくいのも事実だ。

 

ただ、皆さんに是非覚えていてほしいことは、「ブスは荷物が多いが、必要なものは何一つ持っていない」ことである。荷物が多いからいろんな場面で頼られるけど、必要なものは全然持ってない。

この間も友人が指先を紙で切ってしまって絆創膏が必要だったのだけれど、私のでかい荷物の中から絆創膏は一枚も出てこなかった。

 

ここからは余談になるが、そんな中で美人の小さな鞄の中から絆創膏が出てきたのは内緒だ。10分くらいかけてガサゴソと荷物をあさり、結局収穫ゼロだった私をみて、美人は私にサッと絆創膏を渡した。それも、指を切った友人には見えない位置で、である。

受け取った絆創膏を、私は指を切った友人に渡した。

 

あーーーーー、美人は中身までも美人だった。完敗。

カロンしか入ってないとか言ってごめん。

よくブスvs美人みたいな構図が話題にされるけど、そんなことない。

ブスも美人が大好きです。